田嶋陽子について

写真:北尾渉/協力:ginzamag.com

英文学・女性学研究者、書アート作家、シャンソン歌手。元法政大学教授、元参議院議員。津田塾大学大学院博士課程修了、2度のイギリス留学。

90年に「笑っていいとも!」(フジテレビ)、91年から「TVタックル」(テレビ朝日)に出演し、注目を集める。その後、女性学研究者としてマスコミで活躍。テレビ、新聞、雑誌に数多く登場し、一般読者向けの著書も出版していく。著書は『愛という名の支配』、『ヒロインはなぜ殺されるのか』など多数。(著書一覧はこちら。)現在、「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)に月2回、準レギュラーで出演。

現在は、シャンソン歌手と書アート作家としても活動。毎月東京・四谷のシャンソンのライブハウス「蟻ん子」に出演、年1回三越劇場でソロコンサートを行うほか、各地でシャンソン&トークイベントも開催。書アートでは、毎年東京・青山で個展を開催するほか、各地のデパートや画廊で個展を開催している。第50回記念新美展で作品「娑婆」が内閣総理大臣賞、第51回新美展ではバティック作品「一」が新美大賞を受賞。

略歴

1941年  岡山県に生まれ、静岡県沼津市で育つ

1969年  津田塾大学大学院博士課程修了

1972 年 法政大学専任講師就任(1974年 助教授、1976年 教授)

1985-88 年   NHK教育テレビ「英語会話Ⅱ」英語講師

1988-90年  日本女性学会代表幹事

1989-90年  日本青年館主催「花婿学校」の講師

1990年 「笑っていいとも」に出演(7月19日~9月27日)

1991年 「たけしのTVタックル」に出演開始

1992年 『愛という名の支配』(太郎次郎社、単著)刊行

1994年 カタログ販売ニッセン(株)「見てるだけ」CM出演(~1996年)、話題に

1995年 NHKドラマ新銀河「魚河岸のプリンセス」(全20回) 出演

1996年 伊丹プロ「スーパーの女」(伊丹十三監督作品)出演

1998年 NHK「課外授業ようこそ先輩」出演

2001年 参院選出馬、当選(社民党比例区)(7月)法政大学辞職

2002年 社民党を離党し、無所属(10月)

2003年 神奈川県知事選立候補にともない、参議院議員を自動失職。知事選は落選(3月)

2003年 「たかじんのそこまで言って委員会」出演開始(2015年4月からは「そこまで言って委員会NP」)。現在まで準レギュラーで出演を続ける

2006年~「田嶋陽子の歌とトークサロン in 軽井沢」初めての開催( ホテル音羽ノ森)。その後も、大賀ホールでのリサイタル、ブティック「花の妖精」イベントスペースでの歌とトークなど、軽井沢でシャンソンのイベントを多く開く

2007年 CD「アミ/アヒルのいいぶん」(オリエントレコード)を発売

2008年〜 東京・四谷のシャンソニエ「蟻ん子」での毎月のライブ出演開始

2011年  ミニアルバム「揺蕩い(たゆたい)」(全9曲)発売

2012年 「ひいふうみいよう」で徳間ジャパンからメジャーデビュー

2015年〜 東京で書アート初の個展「こもれる日々」開催(ギャラリーconcept21青山)。新型コロナウィルスの影響で中止になった2020年を除き、毎年開催

2016年〜 東京「三越劇場」でソロコンサート開催。それ以降、新型コロナウィルスによる中断期間をはさみ、毎年開催

2019年 第50回記念新美展において、書アート作品「娑婆」が内閣総理大臣賞を受賞 

2019年 GINZA・CACA LIFE展において、書アート作品「豊」が「ベストカリグラフィ賞」受賞

2019年 代表的な著書『愛という名の支配』が新潮文庫より再刊。エトセトラブックスより山内マリコ・柚木麻子責任編集『We Love 🖤田嶋陽子!』刊行。この頃からメディアやイベント登場機会が増加し、「田嶋陽子ブーム」的な状況になる

2023年 第51回新美展において、バティック作品「一」が「新美大賞」を受賞

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